劇団員募集について

レインボウ城!は劇団員を常に募集しています。
役者、スタッフとも歓迎します!
ただ、いくつかの条件と約束事があります。
また入団希望者の方も質問や不安があると思いますので概要をご説明します。


■公演形態


全てアーサー書き下ろしのオリジナルコメディです。

年3回〜5回(あるいは3回で5本の芝居)の公演。
小劇場としては多い方です。
そのうち2本〜3本は新作。
劇団員のスケジュールや個性を考えながら、あて書きしていきます。  

劇団のスタンス

レインボウ城!は営利目的の劇団ではありません。
あくまで斉藤アーサーのコメディの上演を中心とした、表現集団です。
むしろ劇団員に公務員などがいるため、利益を決して出さないようにしています。
じゃあアマチュアかといわれると、語弊があります。
都内で行う自主公演などは劇場や照明設備を借りるため、チケットを販売します。
(その場合も、満席でも利益の出ないように、チケットの価格設定をしていますが。)
でも劇団として、メシが食えるという意味での「プロ」を目指してはいないのです。
利益を得るための、芝居をしなくてすむこと
それを最優先の目的にしなくてすむ事は、幸せとします。
また表現の問題においては、アマと名乗ることを良しとしません。
「アマ」だからこの程度でいいといった認識はまったくありませんし、アマチュアリズムにも関心はありません。
料金を頂戴する以上は、舞台に対してプロ同様、当然責任があります。
公演は演劇サークルの発表会ではありません。
目指すところはプロアマ関係なく、素晴らしい舞台の実現です。
この舞台に出会えて良かった、そんな感動をお客様と共有したいのです。
出来るだけたくさんの作品、舞台を。
できるだけ大勢のお客さんと。
それがブレない軸です。

■アーサーの作品について

人は簡単に行き詰まり、周りが見えなくなります。私自身がそうだから。

最前線でたったひとり、誰の援護もなく孤独と戦い続けている、そう思いこんでいる人がいる。そんな人の横に自転車で近づき、「どうスか、調子は」と肩に手を置いて、ガムの一枚でも渡したい。
一人じゃないこと。みんな孤独で繋がっていることを伝えたい。
喜劇で、そんな連絡兵の役目を果たしたいのです。
オリジナルであることと、今この作品を舞台にかける意味、を重視しています。
また、これだけの公演回数を重ねながらも、できるだけ毎回違う切り口を探しています。
最近を例にすると、
卑屈な平安貴族たちの小冒険を描いた家族向けコメディー「オジャる!」、
余命わずかと知った冴えない幼なじみのために、暴力団員が人生のイベントすべてを味わわせてやろうと奔走する「釣りと気象」、
恋に疲れたOLたちが、山奥の温泉でネギを肛門に刺して風邪を治す「ネギと肛門」
自分以外全て死んでいると思いこんだ青年「絶対霊感」
巷にあふれるキャラクターを皆殺し。返す刀で、安直なゴッコ遊びに陥った小劇場をメッタ斬りにする「鯉の嵐!」
無人島にたどり着いた、頭の悪い女子高生と、先生14人。「珊×瑚で15人!」
第一次大戦下のイタリア。オカマたちの愛の叫びがカンツォーネになる「LOVE TANK」
遅すぎた父との和解、人々との出会いを軸に、作者13才の夏の、アメリカでの実体験を描いたホームステイコメディ。「と突然、小鳩くるみのように」
小学生の娘の成長を喜び、行く春を惜しむ家族ドタバタ「悪魔のひな祭り」
以上、一年半の間にやった芝居です。
ひとつの「スタイル・売り」で押し通さない事は、動員面では明らかに不利になりますが、「新鮮さ」の方を大切にしたことが、25年にわたり芝居を生み続けて来られた理由であるとも思います。

■経費


稽古場や倉庫の維持費、として毎月5000円の会費です。
公演のチケットノルマは、完全公演経費の頭割りです。毎回公演終了後の反省会で会計報告をします。(学生はオミソでノルマ無し。代わりに社会人が動けない昼間、折り込みなどで働きます。)
都内で行う夏の定例自主公演では劇場代ほかで費用がかかるため、若干費用がかかります。
が(通常一人あたり6万円〜9万円。これは同規模の小劇場と比べると安めのノルマです。)、秋の市民演劇祭は安め(1万5千円〜2万5千円)。無料公演ですが、補助金があり、カンパも募るからです。冬の町興しイベント、東大宮演劇祭も無料公演。こちらはカンパがないため3万円前後。
全体としてやっていることや観客数から考えると、相当安くあげている自負があります。
あまり望ましくはありませんが、あるシーズンを休むということも可能です。

■稽古日程


基本的にます最初にスケジュールを提出していただき、
その稽古に出られる回数や曜日によって、シーンやセリフの量、役の軽重を加減します。
ですからどなたでも、それほど無理なく稽古する事ができます。
みんな仕事を別に持っているので、座長を除けば、全ての稽古に参加できる人の方が少ないのです。
土曜は全滅の人もいれば、平日は参加できない人、遅くなる人もいます。
一応、日曜(と土曜の夜)が軸になるのでなるべくそれに向けてみんな調整します。
劇団としては、本番後1ヶ月くらいは倉庫整理や反省会、イベントなどを除いて稽古はお休み。
約3ヶ月前から始動。
最初の2ヶ月は土曜日曜がメインです。1時〜9時半。(作品が書き上がるまで、土曜は夜6時から9時半。)
本番一ヶ月前は、全土日1時〜9時半。そして平日週3回から4回。7時半〜10時半。公演直前の週の土日は、特に朝9時から通し稽古の繰り返しになりますので、可能な限りここは全員揃って稽古します。

■稽古場


土日は主に東大宮駅西口、まっすぐ徒歩3分のコミュニティセンター、4Fアトリエで。
平日は、大宮駅西口から徒歩13分、17号沿い、水無月稽古場で。

■経験の有無


演劇経験の無い方、初心者の方も大歓迎します。

今の劇団員にも、それまで演劇経験のない人は何人もいます。
息の長い劇団ですから、役者として育てることも重視しています。
もちろん即戦力の経験者も歓迎しています。

■劇団員構成

現在活動中のメンバーは、男5名、女8名。家庭の事情などで、すべてが全公演に出られるわけではないですが、これに休団中の者が復活してきたり、客演や助っ人が加わったりで、総勢12名から17名くらいで、公演しています。

■演出の姿勢

芝居に正面から向き合い、真剣に集中しながらも、怒鳴り声などのない、楽しい稽古場を目指しています。
躍動感のある稽古場からしか躍動感のある舞台は生まれてこないと思うからです。
芝居以外のことでも、楽しくしていたいと思います。
軍隊式に厳しい劇団からは、甘くてぶったるんでると思われるかもしれません。
しかしどんなやり方にも一長一短があります。
これがボクにとってはベターである、というのがボクの25年間の結論です。
やりたい者同士が集まって、なるべくよけいな事に惑わされず、清々しい気分で、
ただ誠実に芝居にのめりこんで稽古したいというのが本音です。

■配役について

座長アーサーが、脚本・演出・主役という芝居もそれなりにあるのですが、アーサーがホン書きに一番のウエイトを置いているため、主役や重要な役につく機会は、全ての劇団員に、ほぼ平等にあります。

初舞台でも重要な役に付いたり、2回目で主役に抜擢された者も多いです。
これは主役をやることで、舞台の全体像を捉え、役者としてスタッフとして何が重要なのかを理解する、いい機会になるからでもあります。
なにより、あて書きですので「自分の役」と向き合うことができます。

■入団にあたっての条件


情熱をもって芝居作りに取り組むのは当然として、それ以外にも、入団に際しては、こちらからお願いするいくつかの条件があります。
斉藤アーサーの作品が好きであること。
一緒に、ひとつの目標に向かって努力していく仲間ですので最低限の前提です。もうすでに作品を掲げることにおいては、何をしようかと迷っている若手劇団ではなく、土俵に上がっている劇団です。好き嫌いとか、主導権争いの政治みたいな所からは始められません(笑)。ご覧になっていない場合、たとえば自宅からの距離などで入団を希望される場合は、まず一度(ビデオでも結構ですので)ご覧になってから判断してください。

最低限の協調性を示せること。基本的に劇団内では芝居以外の雑音は不要です。
芝居においても穏やかに話し合って、一緒に考えられる方を希望します。
酒飲みは多いですが、飲んでも飲まなくても仲良くやりましょう。
同じ理由で宗教やマルチ商法の持ち込み禁止。一応劇団内恋愛も禁止。好きになったときはしょうがないですが、極力隠すように。別れたときどちらか、あるいはどちらも辞めちゃうから(笑)。周りも気を使いたくないし。芝居のための稽古場です。
・退団に際しては、絶対に嫌な辞め方をしないこと。人は変わります。別の芝居がやってみたくなることもあって当然です。普通に話し合えば済むことですので、険悪な雰囲気にしたり、責任のある舞台を途中で放り出すようなことだけはやめましょう。
清々しく生きたいものです(笑)。

雰囲気として年功序列です。芝居の上手い下手は、多分に主観的なものです。
俺の法が上手い、アタシの方が綺麗、とか言いだしたら収集がつきません。
その点、歳は絶対。芝居の邪魔になることは極力避けたいので、目上の言うことにはなるべく従うという姿勢を保持してください(笑)。かといって、呼び捨てにされたり、命令されたりすることはまずありません。
年長者がいい配役になるわけでもないし、むしろ経験上やむを得ず、年長者やキャリアの長い者ほど面倒くさい割に合わない仕事をしています。「出来る者がする、それが仕事」というセリフがあるくらい。
でもリスクを負わない調子のいいヤツは嫌われます。
仕事を任されていなければ、まだレインボウ城の一員ではないということです。
仕事は分担が原則。少しでも良い芝居を、たくさん打つために、一番大切なことは信頼と助け合い。キレイゴトじゃありません。本気。

■今後の予定・目標

レインボウ城!は以前は都内に拠点を置いていましたが、ここ数年は、ウエイトを地元大宮、浦和に置き換えています。

長く続けていくためにも動員力の強化は必須。
大勢の方たちにご覧頂きたい。そもそもそれが目標のひとつですから、先に述べた特別な話題作りなどしないのであれば、地道な観客層の掘り起こしが鍵になります。
3年前から地元での無料公演を毎年実施。
特に東大宮演劇祭は地元商店街や大学、施設、見沼区役所と協力して一大イベントに成長しました。
毎年50人〜100人ずつではありますが動員を伸ばしています。
しかしこのまま、守りに入ると衰退していくのも必定。劇団として無理はいけませんが、やるべきことをしないで、動員力の低下を嘆くのはただの怠慢だとも思います。
これからは一年に3回の定例公演の他に、
年に1回か2回、さいたま市にある九つの区の、それぞれの劇場施設で、タイアップしながら得意の演目で無料公演を行い、お客様を増やしていきたいと考えています。
keroakihiro@yahoo.co.jp 斉藤アーサーまで